バンナムが中国テンセントが出資するスタジオにIPごと売却した「ブループロトコル」が早くも生まれ変わって帰ってきた
2025年1月に惜しまれつつ(あるいは様々な議論を呼びつつ)サービス終了した『ブループロトコル』。
そのIPを継承した新生『ブループロトコル:スターレゾナンス』が、2025年12月18日にリリースされることが発表されました。
「一度終わったはずの世界が、約1年の沈黙を破って帰ってくる」。 ベータとかやっているのは知っていましたが、まさか年内にリリースされるとは思っていませんでした。
一度サ終を見届けたプレイヤーは、この「復活」をどう感じるのか?私の感想とネットの声を拾います。
まずは事実関係の整理

今回のニュースと現状を整理しておきます。
- タイトル: 『ブループロトコル:スターレゾナンス』
- 配信日: 2025年12月18日
- プラットフォーム: PC / iOS / Android
- 運営/開発: X.D. Global / Studio BOKURA(中国テンセント出資)
- ゲーム内容:
- オリジナルの『ブループロトコル』の世界観・グラフィックをベースにしたMMORPG。
- 戦闘システムは刷新。ロール(役割)を戦闘中に切り替え可能なシステムなどを採用。
- 生活要素(釣り、祭り)やギルド、レイド機能も実装。
【重要な背景】
- オリジナルの『ブループロトコル』: バンダイナムコオンラインらが開発。2023年に開始したが、2025年1月にサービス終了。すでに日本国内での運営は終了している。
- IPの展開: 本作はバンダイナムコが手掛けた原作IP(知的財産)を海外スタジオ(Studio BOKURA)が取得し、開発・運営を行う形で復活する。
個人的な感想
ここからは、完全に私の主観です。

バンナムのメンツと、元プレイヤーの複雑な心境
正直、バンナムにとっては頭の痛いできごとかも知れません。
もし、この新生版が大成功してしまったら? それはつまり「素材(IP)は最高だったが、料理人(旧運営)の腕が悪かった」という事実を突きつけられることになるからです。
元プレイヤーとしても複雑でしょう。「やっぱりブルプロの世界は通用するんだ!」という嬉しさがある反面、「なぜ本家でこれができなかったのか」という、日本の開発力への失望を再確認することになるかもしれません。
この「答え合わせ」こそが、本作最大の注目点と言えます。
とは言え、IPを売却したときにこの日がくるのも折込済みか
「空白の1年」が生んだ別ゲーへの許容
サ終から約11ヶ月。この期間は、思い出を美化するには十分で、かつ完全に忘れるには短い絶妙な時間でした。
システムはロール切り替え式など、スマホMMOの定石に合わせて刷新されています。
「続き」ではなく「別物」として割り切れるのは、一度完全に終わったからこそ。懐かしい皮を被った新しい中身を、フラットな目で見られそうな気がします。
X(旧:Twitter)の反応
全肯定で歓迎、という意見はほとんど見られませんでした。
5hcの反応
成功に対しては懐疑的な意見が目立ちます。
40日で9割が消えたゲーム
https://steamdb.info/app/3681810/charts/
4桁もいるとか凄くね?
2023年6月14日 正式サービス開始
2025年1月18日 サービス終了
開発に何年かかったんや?
開発費いくらかかったんや?
視聴者「マイク入ってるよ」
運営「サーセン」
これまじ?
うまくやれば覇権取れるよ
毎月数千万じゃ覇権なんて取れねえだろ
子供の小遣いかよ
スクエニの足切りラインだぞ
星ドラとかFFBEが数千万だった
スクストが長らく続いてたのは不思議だったがまあ結局切られたな
引用:【朗報】『ブループロトコル:スターレゾナンス』リリース日が12月18日に決定! https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1763717800/
まとめ
成功すれば「自社でできなかった」と揶揄され、失敗すれば「IPごと終焉」と叩かれる、バンダイナムコにとって『ブルプロ』が負の遺産になっちまっている感がある
サ終したゲームが帰ってくる、というのはファンにとってはたまらんものがあるわけで。そういったファンの期待に答えられているゲームであってほしいと思います。
