風向きが変わってきた・・のか?
任天堂が今年9月に取得したサブキャラ召喚特許(US 12,403,397 B2号)が、米国特許商標庁(USPTO)の職権により再審査開始という異例の命令を受けました。
取得時から「範囲が広すぎるのでは」と懸念していたメディアもあったらしく、本当に特許と呼べるほどの先進性があるのか?との疑問が生じたためなんだろうと思います。
アメリカでも多くある事例ではないらしく、なぜこのようなめずらしいことが起きたのか見ていきましょう。
何があった?ざっくり三行
・任天堂が今年9月に米国で取得した、メインキャラ操作中にサブキャラを出現させ戦闘させるシステムに関する特許(US 12,403,397 B2号)が再審査対象となりました。
・この特許は「範囲が広い」と懸念を呼んでいましたが、米国特許商標庁(USPTO)長官の職権による異例の命令で再審査開始が命じられました。
・再審査は、先行技術に基づき特許性(新規性・進歩性)に関する重大な疑義が生じたためであり、米国特許商標庁が今後どのような判断を下すかが注目されています。
異例の事態:任天堂のサブキャラ召喚特許に再審査命令

任天堂が今年9月に米国で取得した特許(US 12,403,397 B2号)について、米国特許商標庁(USPTO)長官の職権により再審査開始が命じられました。
この特許は、フィールド上のメインキャラを操作しながら、サブキャラを出現させて戦闘を行わせるシステムに関するもので、取得直後から「範囲が広すぎる」として、多数の作品のシステムがこの特許に抵触しうるのではないかと海外メディアで懸念が広がっていました。
任天堂の「ポケモン」の仕組みを説明したものではありますが、「ペルソナ」や「FFの召喚獣」、さらには「ELDEN RINGの遺灰」にいたるまで、似たような仕組みを採用しているゲームはたくさんありますよね
今回の再審査開始命令は非常にめずらしいとされており、既存の先行技術に基づき、本特許の新規性・進歩性に対して「待った」がかかったということになります。
この異例の措置は、特許庁長官の「特許を生まれながらに強いものにする」という方針とも関連するとみられ、今後の米国特許商標庁(USPTO)の判断が注目されています。
めっちゃ簡単に言うと、アメリカで「そんなもん前からあるじゃん!やっぱこの特許見直すわ」ってことになった、というわけやね
X(旧:Twitter)の反応
やはり任天堂VSパルワールドと絡めた意見が多い印象です。
5chの反応
特許内容自体が以前からあるのでは?というゲーマーならではの視点が数多く出ていました。
これだけで終わらない可能性
まだ米国では裁判すら起こしてないのにな
任天堂のせいで大きな問題になってるじゃん
さすがに特許で好き勝手やりすぎたか
この任天堂の特許認めたらキャスター系クラスのキャラ全部の特許が任天堂に帰属することになる
ポケモンが存在する前からあったクラスやスタイルまでポケモン起源とかいうおかしなことになる
ポケモンもパルワールドも遊ぶけど
日本に限らず、どの国の特許裁判も他国の特許裁判に対し前例や証明済みという形で影響が出るんで、そりゃ注目されるし無茶すりゃ叩かれるよ
ポジティブな方だと、80年代末にアメリカがDNAなどの生物由来も知財として認めるっつー判定を出して、バイオテクノロジーの研究が一気に進んだってのもある
あれは色んな国の研究者が絶賛してたろ
日本メディアでも報道されるかもね
任天堂は超大口の広告主だ
報道は無理だね
差し止めはまず無理だし、お小遣いみたいな金額賠償できるかも怪しくなってきた
良くこんなガバガバで特許通ったな…
任天堂は特許ゴロではないと言うのはギリギリ通じるけど
1回でもやってしまうともう無理だよな
引用:【パルワ】米国特許庁長官、「キャラクターを召喚して戦わせる」ポケモン特許の再審査を命じる https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1762261447/
まとめ
特許の行方…どうなるでしょうね
遠く離れた日本からは、行方を見守ることしかできませんが、ゲーム業界や企業同士の間に、垣根や遺恨が残らないことを願うばかりです。

